季節というコイン
辛抱強く待っていれば、事が自然に片づいて、
信用を得るか怠慢だと責められるかのどちらかってこともありうる 。少なくとも、確率は半々だ。 「秋のスローダンス」/フィリップ・リー・ウィリアムズ
もう春が来たのだろうかと考えてみたけれど、
季節の変わり目だからなんて関係なく1年中不安定な気持ちと付き
自分を知るという行為が酷く体力を消耗させ気力を奪っていき、
2度とこんなことしないって決めたのに、
昨日は太ったおじさんに人生の話をされた。
きっと僕もおじさんになればその話の違いがわかるようになるのだ
笑顔で終わらせるなんて狡いと言われた昔の記憶を打ち消すようにビルを出たら冷たい風を受けた。昼食の味や夕方の空を覚えてない日だったけど、少しだけ勇気を出した日でもあったから悪くはなかった。
悪くはなかったって言える日がなんだかんだいい終わり方である。
まあ今まで辛抱強く待っていたので今年は動いてみるのも吉かもしれない。
結果がどうとか成功が何かとかどうでもいいし期待なんてしていないけどね。
なんにせよコインを跳ねさせてみるといいらしい。確率は半々だってさ。