It’s lovely

“I do my best thinking at night when everyone else is sleeping. No interruptions. No noise. I like the feeling of being awake when no one else is.”
― Jennifer Niven, All the Bright Places

 

時間は何も解決してくれないと思っているけど、記憶力が悪いお陰で嫌のことから逃げることが出来る。ただ解決はしていないので過去が襲ってきたときに無力感を感じてパニックになることもしばしば起きる。

 

 

自分と似たような人を見つけて仲間意識を感じたことが生きる活力に繋がったのか、同じような境遇から抜け出した人に仲間意識を感じなくなったのが孤独感に繋がったのか、それとも他者に関係なくあくまで自己の中で陰と陽が分かれているだけなのか僕にはわからない。

 

 

選んだ場所がsexをした場所ではなく、あそこだったのは彼女がまた探しに追いかけてくれるのを期待していたからなのだろうか。僕ならどこにしたのだろうかと考え続ける夜になると思う。

 

 

夜中は特別だ。他の時間では想像できない風景を描いてくれるし、他人の影響が限定的だから。いつか夜中を楽しめなくなる前に一緒に夜中に溺れてくれる人を見つけたい。

 

 

 

 夜明け前、朝靄。

 

彼はその部屋で一人きり、いや二人きりだった。彼自身と、それからあの薄茶色をした、じっと見つめる脅威の存在、彼の惨めさが具現化したものと。

「孤独痛」/ハーラン・エリスン

 

 

 単に目標やtodoをブログに残そうと思ったけれど、前の記事に1年前の似たようなものがあったので、それを踏まえてアップデートすることにした。目標は具体的に数値化すればするほど達成に近づくけれど、意識は低いのであまり気にせずに。

 

以下前の記事をコピペ

・睡眠

寝る前にブルーライトを浴びない(最初は30分前、慣れてきたら1時間前を目安にする)

→健康に良いだろうけど寝る直前までぐだぐだtwitterやってるのは好きなので

最低7時間はとる(少なくとも2日連続7時間以下にはしない)

→これは大事

昼寝を1日15分とる。

→10分でOK

 

 

・食事

炭水化物の量を減らす(弁当や夜ご飯は特に

→年末年始に無視したけど半年くらいうまくいってるから継続すること。0にするとか極端なことはしないのがポイント

果物と野菜の摂取量を増やす()

→もっと頑張る。あと朝食にミューズリーとか

食べたいものを無理に我慢しない

 

・運動

2日に1回は筋トレをする(最初は負荷が弱いので)

→筋肉がつきにくいのであんまり筋トレのモチベーションが続かないのが悩み。週に2回でヒョロヒョロから普通の体型目指す感じ

1週間に1回はランニングをする(ちょっと難しそう)

→ほんとに難しかった。たまにジムに行って走るのは楽しかったから月1くらいで

毎日ストレッチをする

→これはやろう

 

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今年の追加分

 

 

・お金を貯める

→来年の春頃に引っ越しをする為に貯金。

・行きつけのお店を見つける

・ふらっと人に会って美味しいもの飲んで食べる

→誘ってください誘います

・今年は久しぶりにヨーロッパに行く

Netflixに入って海外ドラマや映画をいっぱい観る

アマゾンプライムだけじゃ飽きてきたので 。攻殻機動隊の新シリーズ楽しみ

・短編小説をいっぱい読む

→まとめて一冊読みたいタイプなので時間がないと読書のモチベーションが沸かないから短編で

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諸々書いてあるけれど、前向きに頑張るぞっていうより自分の頭の中を整理した感じがする。悲観的で暗いけど出来るだけストレス少なくしてお酒飲んでのんびりできる人と過ごしたいだけなのである。まあまあなんとかぼちぼち良い年にしたいね。せめて惨めさが具現化しないような年に。

 

 

 

やってみることの話

プランを立てることは得意だが、実践することは苦手である。

 

まさにダメな人間のようだが、何かを続けるために計画を立てることは大事なのでここに書き記してみる。

 

目標は心身ともに健康な身体を作ること。

 

 

・睡眠

寝る前にブルーライトを浴びない(最初は30分前、慣れてきたら1時間前を目安にする)

最低7時間はとる(少なくとも2日連続7時間以下にはしない)

昼寝を1日15分とる。

 

 

・食事

炭水化物の量を減らす(弁当や夜ご飯は特に)

果物と野菜の摂取量を増やす()

食べたいものを無理に我慢しない

 

・運動

2日に1回は筋トレをする(最初は負荷が弱いので)

1週間に1回はランニングをする(ちょっと難しそう)

毎日ストレッチをする

 

とりあえずざっとここまで。あとで追記予定。

季節というコイン

辛抱強く待っていれば、事が自然に片づいて、信用を得るか怠慢だと責められるかのどちらかってこともありうる。少なくとも、確率は半々だ。

「秋のスローダンス」/フィリップ・リー・ウィリアムズ

 

 

もう春が来たのだろうかと考えてみたけれど、冬と言うにも春と言うにもしっくりこない時期である。暦の上では春なのでというのも少し寂しい。

 

季節の変わり目だからなんて関係なく1年中不安定な気持ちと付き合いながら今もこうしてベッドに潜り、光をつついて自分をなだめている。

 

 

自分を知るという行為が酷く体力を消耗させ気力を奪っていき、他人に押し付けることのできない負担となっていく。

 

2度とこんなことしないって決めたのに、数年後また同じことしてるのだから学習能力がないというか意外に図太いのかわからないのだけど。

 

 

 

 

昨日は太ったおじさんに人生の話をされた。決して否定はしないし押し付けがましくない口調で不思議と説得力がある。お年寄りの話を聞くのも悪くないなって思っていたけど今日も同じ話をされて困った。

 

 

きっと僕もおじさんになればその話の違いがわかるようになるのだろうと思って最高の笑顔で聞いていた。笑顔の使い道が下手なのは人生で損なことだと思う。

 

 

笑顔で終わらせるなんて狡いと言われた昔の記憶を打ち消すようにビルを出たら冷たい風を受けた。昼食の味や夕方の空を覚えてない日だったけど、少しだけ勇気を出した日でもあったから悪くはなかった。

 

悪くはなかったって言える日がなんだかんだいい終わり方である。

 

まあ今まで辛抱強く待っていたので今年は動いてみるのも吉かもしれない。

結果がどうとか成功が何かとかどうでもいいし期待なんてしていないけどね。

 

なんにせよコインを跳ねさせてみるといいらしい。確率は半々だってさ。

 

 

 

 

 

夜を知り、朝を忘れる。

 

夜は若く、彼も若かった。が、夜の空気は甘いのに、彼の気分は苦かった。

――ウィリアム・アイリッシュ 『幻の女』

 

 

一つのことに夢中になると他のことが頭に入らなくなる。同時にいくつかの物事を進めるのが苦手なタイプなのだろうか。それとも記憶に残るのが一つだけなのかよくわからないのだけれど、どちらにせよ柔らかくはない。

 

 

 

考えながら行動していないような気がして、昼間に行動するときは感に頼る部分が多い。夜はその分止まって考えているような気でいる。

 

 

バランスの悪さが僕自身であり、居心地の良い場所でもある。ハンモックで揺れているように。

 

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ずっと前から自分は悲観的で暗いと思っていたし、ブログに書くことは鬱々として暗いことばかりだと思い込んでいた。

 

 

 

大学生の頃の前のブログを恥ずかしさに苦しみながらざっと眺めたら、そこまで真っ黒ではなかったことに少し驚いた。いや、恥ずかしいあまり直視できなかったから本当かどうか定かではないけれど。

 

 

もちろん底抜けの明るさは苦手だしそういう人間ではないけれど、いつからかここまでバランスの悪い人間になってしまったようで、もっと良い感じのバランスの悪さを持ちたいと思う。

 

 

 

これでは人生を諦めた老人のようだし、黒ずんで擦る度にノートが汚れる消しゴムみたいだ。

 

 

「死」にとらわれるのも好きだし、「生」を嫌悪するの日もあっていいけど、単調なのはやめておこう。

 

 

 

冬の澄んだ空気を自ら汚さないように、冬の夜の綺麗な空気を忘れないように、この季節をもっと楽しみたい。それが甘いのか、僕が苦いのか、全然わからないけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

感情を捨てた人間、笑うロボット

 

 

Je me demande, dit-il, si les étoiles sont éclairées afin que chacun puisse un jour retrouver la sienne. (星の王子さま p.64)
 ぼく、思うんだけど、星たちが光ってるのは、いつかは、みんなそれぞれ、自分の星をまた見つけられるようにするためじゃないかな。

 

あの日の空は言うさ
あの日の空は言うさ
いつの日か悲しみは消えるよって

(『life is party』 作詞:小山田 壮平 作曲:小山田 壮平)

 

 

ぽっかりと空いた隙間になんでもいいから詰め込みたくて夜に飛び出したけれど、見慣れた景色に歩き慣れた道がそれを阻んでいった。

 

 

悲しいと言って何もしないのが悪い癖であるのだが、何かをして変わった先でまた迷子になるのも常である。

 

 

ゴールがあるなんて思っているからいつも始まりは生であり最後は死であるとしか頭に浮かばない寂しさ。

 

 

そして何も浮かばなくなる悲しさ

 

 

 

 

口を閉ざしてしまった人

質問は、質問する人を表現するんだ。 それに対する返答なんかとは無関係にね。

出典:夏のレプリカ 著者:森博嗣

恥ずかしがり屋なのではなく、自信がないだけなのだ。隠したいものがあるのではなく、空っぽであることがバレてしまうことを恐れているだけなのだ。

時の流れに身を委ねて一切の抵抗せず、何も創り出そうとしなかった数年間は存在しなかったと脳が認識しているのかもしれない。

皺が無くなりつるつる綺麗になった塊はやがて縮小し空洞化するのだろう。

空っぽになった僕は外を眺めることをしなくなり、誰かの前に現われなくなる。

昨日見た月と照らし合わせる記憶が無くなっているのだから